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島根県

2日間限定「香り咲く薔薇パフェ」企画・運営

2025.05.25

PROFILE

秋山 直宏

地域の食材を活かした、シンプルで美味しいメニュー開発を得意とする料理人。
提供現場のオペレーションまで踏み込んだ、再現性と持続性のあるレシピ設計を強みとし、
メニュー企画・開発からスタッフへの落とし込み、品質を維持するための現場マネジメントまで一貫して対応。
現場と経営、双方の視点を踏まえた「実行できるメニューづくり」を行っている。

大地と語るバラ農家の、香りを味わう体験

KIBOは、日比谷しまね館 ご縁カフェにて、
無農薬・有機肥料で育てられた“食べるバラ”を主役にした
2日間限定メニュー「香り咲く薔薇パフェ」を企画・運営しました。


本企画は、「薔薇=観賞用」という固定観念を超え、
香り・味・背景を含めて五感で味わう食体験として再構成した取り組みです。


企画背景|“旬の一瞬”を、記憶に残る体験へ

5月、バラが最も美しく、最も香り高く咲く短い期間。
薔薇園は、深紅の花と芳醇な香りに包まれます。


今回使用したのは、自然や土と対話しながら、
無農薬・有機肥料による栽培で育てられた希少な食用バラ


KIBOはこの“旬の一瞬”を、単なる原料提供ではなく、



  • なぜこの香りが生まれるのか

  • なぜこの栽培方法なのか

  • なぜ今、このタイミングなのか


という背景ごと伝える期間限定の体験型メニューとして設計しました。


メニュー設計|「香り」を主役にしたパフェ構造

本パフェでは、味覚だけでなく香りの立ち上がりと余韻を中心に構成。



  • ひと口目で立ち上がる、やわらかな薔薇の香り

  • 口中で甘みと調和する花弁のニュアンス

  • 食後にふわりと残る、初夏らしい余韻


“食べるバラ”だからこそ成立する、華美ではなく、静かに印象に残る一皿を目指しました。


運営設計|2日間限定だからこその集中体験


  • 2日間限定

  • 11:00〜17:00の時間集中提供

  • 通常営業と並行可能なオペレーション


という条件のもと、仕込み・提供・在庫管理を含めた短期集中型の運営設計を実施。


「今しか食べられない」という希少性が、来館動機と滞在価値の向上につながりました。


成果と価値


  • “食べるバラ”という希少な素材の価値を、体験として可視化
    観賞用ではなく、
    香り・味・栽培背景を含めた「食材」としてのバラの可能性を提示。

  • 短期・限定企画による明確な来館動機を創出
    2日間限定という設計が、
    目的来館・SNSでの話題化を促進。

  • 生産者の哲学を、メニューとして翻訳
    無農薬・有機栽培という言葉に留まらず、
    “香りの理由”“味の奥行き”として来館者に伝達。

  • アンテナショップにおける季節演出モデルを確立
    四季の移ろいを、
    食体験として都市部で伝える実践事例となった。

  • 「素材ありき」ではなく「物語から設計する」商品開発の実証
    素材の希少性に依存せず、
    体験設計によって価値を最大化するアプローチを確立。


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