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島根県

彩雲堂 × be GELATO 「和素材を再構築したジェラート開発・松屋銀座催事販売」 企画・開発・運営

2026.02.04

PROFILE

秋山 直宏

地域の食材を活かした、シンプルで美味しいメニュー開発を得意とする料理人。
提供現場のオペレーションまで踏み込んだ、再現性と持続性のあるレシピ設計を強みとし、
メニュー企画・開発からスタッフへの落とし込み、品質を維持するための現場マネジメントまで一貫して対応。
現場と経営、双方の視点を踏まえた「実行できるメニューづくり」を行っている。

和菓子の記憶を、現代の冷菓として再編集する

KIBOは、島根県松江市の老舗和菓子店・彩雲堂と共同で、
和素材を新たな角度から再構築したジェラート
「よもぎジェラート」「小豆とほうじ茶ジェラート」の企画・開発を行いました。


本商品は、2026年松屋銀座バレンタイン催事にて先行販売され、
和菓子文化を現代の文脈で体験できる新たなスイーツとして展開されました。


企画背景|和菓子文化を“現代の入口”へ

和菓子は、日本の四季や文化を繊細に映し出す存在である一方、
現代においては若い世代との接点が減少しつつあります。


本企画では、


・和菓子の素材と技術
・ジェラートという現代的なフォーマット


を掛け合わせることで、


「和菓子文化に触れる新たな入口をつくる」


ことを目的に設計しました。


企画コンセプト|伝統 × 再解釈 × 余韻

本プロジェクトの軸となるのは、


・伝統的な和素材の価値
・現代的な味覚への再構築
・食後に残る余韻の設計


です。


銘菓「若草」に用いられるよもぎや、
和菓子の核となる小豆を起点に、


単なる“和風ジェラート”ではなく、
和菓子の記憶を呼び起こす冷菓として再編集しました。


開発の特徴|副産物まで含めた価値設計

本開発では、素材の使い方そのものを再設計しています。


・砂糖を加える前の「生餡」の活用
・通常は廃棄される「あずきの煮汁」のアップサイクル


これらを取り入れることで、


素材を余すことなく使い切る構造と、味の奥行きの両立


を実現しました。


サステナビリティを“概念”ではなく、
味として成立させる設計としています。


プロダクト設計|二つのジェラートが描く和の奥行き

よもぎジェラート


島根県産よもぎを贅沢に使用。
香り高いよもぎにオーガニックホワイトチョコレートの余韻を重ね、
銘菓「よもぎ若草」を現代的に再構築。


小豆とほうじ茶ジェラート


生餡と煮汁を活かした小豆のジェラートに、
深焙煎ほうじ茶を組み合わせた二層構成。
小豆の旨味と香ばしさが重なり、和の奥行きを表現。


会場展開|都市で出会う和菓子の再解釈

販売は、松屋銀座バレンタイン催事にて実施。


バレンタインという“洋菓子が主役となる場”において、
和素材を再構築したジェラートを展開することで、


・新しい文脈での和菓子の提示
・幅広い層への接点創出


を実現しました。


KIBOの役割|素材・構造・文脈を統合する

KIBOは本プロジェクトにおいて、以下を担当しました。


・商品コンセプト設計
・レシピ開発および味覚設計
・副産物活用を含めた素材設計
・ブランドストーリー設計
・催事における販売設計


単なる商品開発ではなく、
文化・素材・体験を横断したプロジェクトとして統合しました。


成果と価値

本企画を通じて、以下の価値を創出しました。


・和菓子素材をジェラートとして再解釈した新しい商品価値の創出
・副産物を活用したアップサイクルモデルの実装
・和菓子文化への新たな入口としての体験設計
・都市部における地域素材の魅力発信事例の確立


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