埼玉県
ITサービス企業 楽天で営業・マーケティング・新規事業立ち上げを経て、世界No.1CRM企業セールスフォースでソリューションエンジニア、ソリューションコンサルタントとして従事。現在新潟市DXアドバイザーや、国土交通省EBPM・情報化エキスパートとしても活躍。
「6次産業化」とは、農林漁業者(1次産業従事者)が地域資源を有効に活用し、主体的に加工(2次産業)、流通・販売 (3次産業)に取り組むことをいいます。
具体的な取組例としては、加工品の製造・販売、消費者への直接販売、観光農園や農家レストランの経営などがあげられます。
本業として農林漁業を行なっている傍で、別のビジネスを行なっているので、専業で事業を行なっている方と比較するとブランディングやマーケティングに対する知見が豊富ではなかったり、あまり時間をかけれていないことが多いです。
埼玉は東京と隣接した県ではありますが、交通の便が良いエリアと良くないエリアがあり、人口密度が高いエリアもありますが、そうでもないエリアもあります。
人口密度が低いエリアでは、実店舗があったとしてもそれを知ってもらう手段がなかなかないことが多いです。
本業でなくても、売上がない事業に対してコストをかけることは無駄な投資となるため、しっかりと売上、利益が作れるようなマーケティングを行う必要があります。
埼玉県主催の6次産業化スキルアップ講座での登壇、市区町村主催のセミナーでの登壇、6次産業化プランナーとして農家さん、製造者さんのご支援をさせていただいております。
6次産業化プランナーとしては事業戦略策定支援、販路開拓支援、デジタル化支援、マーケティング支援など幅広くご支援させていただいております。
モヤっとしているお悩みを紐解いて、戦略策定から具体的なアクションの計画まで落とし込みをするご支援をいたします。
フードテックを加速していくにあたり、まずは農業のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を進めて、人がやるべきこと、デジタルに置き換えできることを明確にしていく必要があると思います。
埼玉県は東京からも近いため、農業DXを推進するにはとても良い立地だと思っており、今後の日本の農業を支えるためのPoCを推進できればと思っています。
またマーケティングの側面でも、東京で商品販売がしやすいエリアでもあるので、テストマーケティングをやることでよりブランドとしてのブラッシュアップをしていけると良いと思っています。
※BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)
業務本来の目的に向かって既存の組織や制度を抜本的に見直し、プロセスの視点で、職務、業務フロー、管理機構、情報システムをデザインしなおすこと。