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福井県

日本酒&体験イベント「福井の打ち刃物「龍泉刃物」で「若狭のぐじ」を捌くディナー」企画・運営

2024.07.30

PROFILE

品川 結貴

地域の食を活かしたイベントの企画から運営まで、目的や目標を明確にしたプロジェクトとしてマネジメントをしていきます。デジタルマーケティングを強みとして、30-40代をターゲットとしたイベント開催が得意です。

品川結貴

イベント概要

福井の打ち刃物「龍泉刃物」で「若狭のぐじ」を捌く体験

福井県の伝統工芸 “越前打刃物” の伝統技術を駆使し、切れ味・美しさ・使いやすさを兼ね備えた「龍泉刃物」の「武礼禅 (ブレイゼン) 骨スキ」を実際にご利用いただきながら、お一人様1尾の「若狭のぐじ」を捌いていただきます。


「若狭のぐじ」は初夏から夏に獲れるアマダイで、最高級食材として知られています。


捌いた “ぐじ” はひつまぶしにして、福井の日本酒を合わせてお召し上がりいただきます。


[ 開催日時 ]

2024年7月30日(火) 19:00開始


[ 参加費 ]

12,000円 (税サ込)


[ メニュー ]

・若狭のぐじのひつまぶし

・小鉢

・若狭産わかめの味噌汁

・日本酒


[ 開催場所 ]

ふくい食の國291 福とほまれ

東京都中央区銀座1丁目5−8 ギンザウィローアヴェニュービル 地下1階

(1階アンテナショップの横の階段またはエスカレーターで地下1階にお越しください)


[ ご予約はこちら ]

https://fukutohomare-event.peatix.com/


龍泉刃物

龍泉刃物は、1948年の創業から約70年もの歴史を持つ、越前打刃物の企業です。伝統的な技術を受け継いだ“手仕事”にこだわり、機能性と見た目を両立した打刃物の製造を行っています。


そのような戦国時代の日本刀製作技術の流れを汲む、伝統的な越前打刃物の製法を用いて包丁を作ってきた龍泉刃物。それだけでなく、時代に合った新製品の開発も行ってきました。例えば、産地内でもいち早くステンレス鋼の包丁の製品化に着手し、国際料理コンテストに出場するシェフからの依頼からはステーキナイフやフォーク・スプーンなどカトラリー類の製造も始まり、レターオープナーなど包丁以外の新商品も生まれました。

https://ryusen-hamono.com/


武礼禅(ブレイゼン) 骨スキ150㎜

ブレードには、高級ステンレス鋼のスーパーゴールドを使用しており、越前打刃物の本鍛造技術で鍛え上げました。

刃先に浮かぶ刃文は日本刀のように美しく、極限まで追求した切れ味は、高い持続性と耐久性を実現。

ハンドル部分には手になじむ黒合板強化木を使用しており、衛生面、強度・耐水性にも優れています。


骨から肉を切り剥がすための包丁ですが、魚を捌く作業がしやすいのでプロが魚を捌くのにも使われることがあるおススメの包丁です。

片刃の刃は骨にあたっても刃こぼれしにくいように厚みがあるのが特徴です。


[ 講師のご案内 ]

岩渕 史武(いわぶち ふみたけ)

IT業の会社員として働く傍ら、趣味が高じて料理の世界へ。日本における出張料理をスタートさせた第一人者、マカロン由香に3年間師事し2016年に個人事業主として開業。魚にフォーカスしたおもてなし料理教室と出張料理の「クックバル築地」を都内自宅でオープンする。2019年から21年はインバウンド向けの市場ツアー体験も提供し、国内外延べ1,300人以上に魚を食べる魅力を伝えてきた。2022年、コロナの生活スタイル変化に合わせ、より良い魚を求めて葉山へ移住。屋号をクックバル葉山(cookbar HAYAMA)と改めリニューアルオープン。2023年からはオーナーシェフとして逗子、鎌倉、秋谷でポップアップランチ/ディナーを開始。より地域に根ざした活動を通じて地産地消の魅力を様々な形で発信し続けている。


クックバル葉山 https://www.instagram.com/cookbarhayama/


銀座のアンテナショップで初となる体験型のイベント開催

銀座のアンテナショップの地下一階には工芸品を展示・販売しており、その横では「福とほまれ」というイートインエリアになっています。


工芸品とイベントを組み合わせたイベントをやってみようということで、開催した初めての試みとなりました。


龍泉刃物さんに包丁をお借りして、その包丁で若狭ぐじを捌いていただき、日本酒と共に召し上がっていただく体験型のイベントです。


今後の展望

イートインのエリアでは、普段は調理場では料理人のみがいて調理をしていますが、今回はお客様にもそちらに入っていただき、お魚を捌く体験を行っていただきました。


すごく広いエリアというわけではないので、多くのお客様に入っていただくのは難しく、2チームに分けて、龍泉刃物さんのお話を聞いていただくチームと、捌く体験をされるチームに分けました。


設計自体が料理教室などを想定していないため、なかなか動き方が難しかったため、今後は客席で体験いただけるようなコンテンツの方が良いのではと考えております。


ただ、体験型のイベントでは、龍泉刃物さんの包丁を実際に使っていただき、良さを知っていただくことができたので、引き続き何らかの形で継続していければと思っています。


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