福井県
海外で培った食文化理解とホスピタリティを基盤に、高付加価値食品の企画・流通・販売を一貫して手がけてきた。
米国のデリカテッセンでの実務経験と、高級食品小売業におけるバイヤー・マーケティング・プランナーとしての経験を活かし、商品開発から市場設計、ブランド構築までを立体的に捉えることができる。
現場感覚とマーケット視点を併せ持ち、実行可能性の高い事業推進と価値づくりを支えることを強みとする。
KIBOは、福井の冬の風物詩である水羊羹をテーマにした体験型講座
「水羊羹講座」 を企画・運営しました。
福井では、水羊羹は「お正月や冬に食べる家庭の味」。
店ごと、地域ごとに甘さ・食感・口どけが異なり、
同じ水羊羹でありながら、多様な個性が存在します。
本講座では、その違いを知識として学ぶだけでなく、
見て・食べて・比べることで理解する体験として再構成しました。
水羊羹は、福井ではあまりに身近な存在であるがゆえに、
「なぜ冬に食べるのか」「何が違うのか」が、
改めて語られる機会は決して多くありません。
KIBOは、
という3つのステップを通じて、
福井の食文化を“自分の言葉で語れる体験”へと変換しました。
福井における水羊羹の歴史、
「でっち羊かん」と呼ばれる背景、
なぜ冬に食べる文化が根づいたのかを丁寧に解説。
実演を通して、
材料、火入れ、冷やし方など、
食感や口どけを左右する要素を視覚的に理解。
福井県内8事業者の水羊羹をテイスティング。
甘さ・コク・なめらかさ・後味といった軸で
「水羊羹マッピング」 を作成し、
自分自身の“推し水羊羹”を見つける体験を行いました。
本講座でKIBOが重視したのは、
「どれが一番おいしいか」を決めることではありません。
を言葉にすることで、味覚そのものをアップデートする時間を設計しました。
これは、日本酒やクラフトビール講座とも共通する、KIBOの体験設計の核となる考え方です。
会場は、福井の食文化を発信する拠点
ふくい南青山291 内 Cultive291(Connect291 コワーキングエリア)。
首都圏にいながら、「福井の冬」をテーマにした味覚体験ができる場として、
少人数制(各回12名)で、丁寧な進行を行いました。
KIBOは本企画において、以下を一貫して担当しました。
単なる試食イベントではなく、
地域文化を「学びと体験」として再編集する講座として設計しています。