福井県
地域の食を活かした商品・イベント・場づくりの企画から運営まで、
目的や目標を明確にしたプロジェクトとしてマネジメントを行っています。
デジタルマーケティングを強みとし、30–40代をターゲットとした
“日常に溶け込む地域体験”の設計を得意としています。
KIBOは、241年の歴史をもつ和菓子店 昆布屋孫兵衛 のシェフパティシエ昆布智成 氏を迎え、
アシェットデセールイベント「越前の土が描く涼、菓子が綴る情景。」 の企画・運営を行いました。
本企画は、菓子単体を味わう場ではなく、
越前焼の器、福井の風土、夏の空気感までを含めて“ひとつの情景として味わう”体験として設計しています。
越前焼は、自然釉が生み出す揺らぎ、土の力強さ、
そして涼やかさを併せ持つ、福井を代表する工芸です。
一方、昆布智成氏の菓子は、和菓子・洋菓子という枠を越え、土地の記憶や季節の移ろいを静かに映し出す表現が特徴です。
KIBOはこの二つを掛け合わせ、「器に盛る」のではなく、「器とともに完成するデセール体験」として再編集しました。
本イベントでは、越前焼の持つ
・土の温もり
・自然釉の揺らぎ
・光と影を受け止める質感
に呼応するよう、昆布シェフがアシェットデセールを構成。
和でも洋でもない、
「福井という土地からしか生まれない菓子表現」を、
一皿一皿に落とし込みました。
味覚だけでなく、視覚・触覚・空間を含めて、
五感で“夏の涼”を感じる時間を創出しています。
昆布智成氏は、
「オーボン・ヴュータン」「ピエール・エルメ サロン・ド・テ」などで研鑽を積み、
帰国後はフランス料理店「アングラン」でシェフパティシエを務めた後、
家業である 昆布屋孫兵衛 を継承。
現在は、和菓子・洋菓子の境界を越え、
福井の風土を菓子として表現する独自のスタイルを確立しています。
本イベントでは、その思想が
器・盛り付け・余白まで含めて立体的に表現されました。
会場は、福井の食と文化を発信する拠点ふくい南青山291 内の Cultive291。
少人数・時間入替制とすることで、
一皿と向き合い、空間ごと味わうための静かなリズムを設計しました。
首都圏にいながら、
福井の工芸と食文化を“体験として理解できる場”を目指しました。
KIBOは本企画において、以下を担当しました。
単なるデザートイベントではなく、
工芸・食・風土を横断した“文化体験”として成立させることを重視しました。
本企画を通じて、以下の成果と価値を創出しました。
KIBOは今後も、地域の食・工芸・人の表現を編集し、体験として届けることを軸に、
一過性で終わらない価値創出を行っていきます。