福井県
地域の食を活かした商品・イベント・場づくりの企画から運営まで、
目的や目標を明確にしたプロジェクトとしてマネジメントを行っています。
デジタルマーケティングを強みとし、30–40代をターゲットとした
“日常に溶け込む地域体験”の設計を得意としています。
昆布屋孫兵衛 十七代目シェフパティシエ
昆布智成 氏が考案した、
福井の食材を活かした「和栗のパフェ」を提供する、2日間限定のイベントを開催しました。
「和でもなく、洋でもない。」
和菓子と洋菓子の垣根を越えた、福井らしい新しいスイーツ体験を提案しました。
福井県産杜仲茶と和栗のパフェ
昆布 智成(Kombu Tomonari)
和と洋の融合を追求し続ける、進化するシェフパティシエ。
これまでの予約制イベントでは、
「予約が取れずに食べられなかった」という声が多く寄せられていました。
そこで今回は、事前予約不要・先着順のイベント形式を採用。
より多くの方に福井の味を届けることを目的としました。
一方で、試作メニューの撮影がイベント直前となる課題もありましたが、
イメージイラストを制作し、事前に告知を開始することで、
早期からの認知拡大と来店動機づくりを行いました。
開店1時間前の11時過ぎにはすでにお客様が集まり、
メニュー掲出と同時に注文が集中。
開始直後から「まだ残っていますか?」という問い合わせが相次ぎ、
2日間合計150食は想定よりも早く完売となりました。
事前に昆布シェフの店舗で最大限の仕込みを行いましたが、
追加製造が難しく、完売後にお断りせざるを得なかったお客様が出たことは、
今後の運営に向けた課題として残りました。
本イベントでは、予約不要の形式を採用することで、
これまで参加できなかった層にも福井のスイーツを届けることができ、
来店の間口を大きく広げる成果が得られました。
また、試作段階からの情報発信が難しい中でも、
イメージビジュアルを活用した早期プロモーションにより、
イベント前から高い期待感を醸成することに成功しました。
一方で、完売スピードの速さから供給体制の課題も明確になり、
次回に向けた改善点を具体的に把握する機会となりました。
次回は、越前焼を用いたアッシェットデセール(皿盛りスイーツ)を予定し、
食に加えて伝統工芸も取り入れた、
五感で福井を感じる体験型イベントへと発展させていきます。
本事例は、
福井の食文化をより多くの人に届けるための運営モデルを検証した実践例として、
今後の企画に活かされる重要な取り組みとなりました。