福井県
地域の食を活かした商品・イベント・場づくりの企画から運営まで、
目的や目標を明確にしたプロジェクトとしてマネジメントを行っています。
デジタルマーケティングを強みとし、30–40代をターゲットとした
“日常に溶け込む地域体験”の設計を得意としています。
福井県福井市にある創業241年の老舗和菓子店「昆布屋孫兵衛」。その十七代目・昆布智成シェフが考案した、福井と東京を繋ぐ新感覚のクレープ「Crepe291(ニーキューイチ)」を、ふくい南青山291内のカフェ「Cultive291」にて提供しました。
クレープには、福井県あわら市の富津地区で育った甘み豊かなさつまいも「とみつ金時」、福井名物「黄金の梅ジャム」、そして福井の米粉を使用した軽やかな生地を使用。上から食べ進めるごとに味と食感が変化し、最後に「黄金の梅」の爽やかな酸味が余韻を残します。
福井の地で生まれ育ち、東京・パリの名店で技を磨いた昆布シェフが生み出す、福井と都会の心地よいマリアージュをぜひご堪能ください。
※クレープは手持ちスタイルで提供されます。お皿での提供は行いませんのでご了承ください。
商品名:「Crepe291(ニーキューイチ)」
価格:イートイン 1,320円(税込)/テイクアウト 1,291円(税込)
販売期間:2023年12月9日(土)
販売店舗:ふくい南青山291 1Fカフェ「Cultive291」
クレープ提供時間:11:00~18:00
12月9日(土)・10日(日)の2日間、昆布シェフが来店し、クレープを提供!
シェフ自ら手掛ける本物の「Crepe291」をお楽しみいただけます。
12月9日(土):13:00~18:00
12月10日(日):11:00~17:00
「ふくい南青山291」は、もともと物販を中心としたアンテナショップでしたが、2023年3月のリニューアルにより、飲食やコワーキング機能を備えた複合施設へと生まれ変わりました。一方で、多くのお客様が「ここで物産は買えないの?」と訪れるなど、飲食施設としての認知が十分に浸透していないという課題もありました。
そこで本企画では、福井の食材を“わかりやすい一品”として体験できるアイコン的なメニューを起点に、飲食施設としての認知向上と、施設全体の滞在価値を高めることを目的にプロジェクトを立ち上げました。
これまでにも福井のシェフとコラボレーションしたイベントは開催されてきましたが、その多くは「東京の有名シェフが福井の食材を使って料理を振る舞う」という形式でした。
しかしその場合、「東京のシェフのレストランで福井の食材を使えば、同じ体験が再現できてしまう」という課題があります。
福井と東京をつなぐ独自性を持たせるためには、福井に深く根ざしながらも、東京の文脈を併せ持つシェフの存在が不可欠でした。
昆布シェフは、東京・パリで研鑽を積み、現在は241年の歴史を持つ老舗和菓子店「昆布屋孫兵衛」を継ぐ存在です。福井の食材を知り尽くしながら、東京でも広く知られるその立ち位置は、本企画においてまさに「絶対に昆布シェフでなければならなかった」と言える理由でした。
また、福井のシェフにとって「ふくい南青山291で企画を行うことがカッコいい」と感じてもらえる場をつくることも、本プロジェクトの重要な狙いの一つでした。
今後は、スイーツを通じてアンテナショップに季節のリズムをつくり、
福井の四季を感じられる体験を継続的に提案していきます。
来期は年間を通したシリーズとして、昆布シェフと共に
福井の魅力を編集したメニュー開発を進めていく予定です。