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島根県

怪談百貨店 怪談のまちから届く、不思議なセレクション 企画・運営

2025.10.31

PROFILE

品川 結貴

地域の食を活かした商品・イベント・場づくりの企画から運営まで、
目的や目標を明確にしたプロジェクトとしてマネジメントを行っています。
デジタルマーケティングを強みとし、30–40代をターゲットとした
“日常に溶け込む地域体験”の設計を得意としています。

品川結貴

文化を「売場」に翻訳する、1カ月間の世界観プロデュース

KIBOは、島根県のアンテナショップ日比谷しまね館 にて、
松江に息づく怪談文化・妖怪文化をテーマにした月間企画「怪談百貨店」 を企画・運営しました。


本企画は、単なるハロウィン施策や物販フェアではなく、
島根の文化的資産である“怪談”を、食・商品・空間演出を通じて体験できる売場として再構成したものです。


企画背景|怪談文化を「怖さ」ではなく「魅力」として届ける

松江は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりの地として、
怪談や妖怪の文化が日常の中に息づくまちです。


一方で、その魅力は



  • 歴史や文学としては知られていても

  • 日常の買い物や飲食体験としては、十分に体感されていない


という課題がありました。


KIBOは、怪談を「怖いもの」ではなく、
ちょっと不思議で、楽しく、記憶に残る文化体験として編集し、
1カ月間の売場全体に落とし込みました。


企画構成①|怪談百貨店(物販・セレクション)

売場では、河童・雪女・ろくろ首・耳なし芳一など、
怪談・妖怪をモチーフにしたお菓子やスイーツ、雑貨をセレクト。


さらに、小泉八雲や妻・小泉セツをテーマにした商品も展開し、
怪談の背景にある“物語”や“人”まで想起できる構成としました。


ハロウィン需要とも親和性の高いラインナップとすることで、
観光客だけでなく、日常来店のお客様にも手に取りやすい売場を設計しています。


企画構成②|怪談百貨店 ― 雪女のレストラン ―

飲食では「雪女」をテーマに、
ここでしか味わえない限定メニューを開発・提供しました。



  • 雪女カレー
     白いチキンカレーで“雪”を表現。見た目の意外性と、食べやすい味わいを両立。

  • 雪女ジェラート
     マスカルポーネ×ベリー×求肥で、儚さと甘さを表現した一品。

  • 雪女『せつちゃんの白ビール』
     島根県産小麦を使ったヴァイツェン。やわらかな香りで飲みやすさを重視。


さらに、カレー+ジェラートまたはビールを組み合わせた「雪女セット」を用意し、
体験価値と客単価の両立を図りました。


体験設計のポイント|“世界観に入る”1カ月間

本企画では、



  • 売場装飾

  • 商品ネーミング

  • メニューの色・質感


まで含めて、来店した瞬間から「怪談百貨店の世界」に入る体験を設計しています。


短期イベントではなく、1カ月間という期間を活かし、
何度訪れても発見のある売場づくりを意識しました。


KIBOの役割|文化を“売れる体験”に変換する

KIBOは本企画において、以下を担当しています。



  • 月間企画のコンセプト設計

  • 怪談・妖怪文化の編集・再解釈

  • 物販・飲食を横断した世界観設計

  • 限定メニュー企画・価格設計

  • 売場演出・オペレーション設計

  • 現場運営・進行管理


アンテナショップを「地域文化を体験できる場」へと更新することを目的に企画しました。


成果と価値


  • 怪談・妖怪という文化テーマを、食と売場体験として可視化

  • ハロウィン期の来店動機創出と、滞在時間の向上

  • 限定メニューによる飲食利用・セット購入の促進

  • 「島根=怪談のまち」という印象を、体験として定着

  • アンテナショップにおける“世界観型・月間企画”の成功事例を確立


KIBOは今後も、地域文化 × 編集力 × 店頭体験を掛け合わせ、
「買う理由」「訪れる理由」を生み出す企画・運営を行っていきます。


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