福井県
地域の食を活かしたイベントの企画から運営まで、目的や目標を明確にしたプロジェクトとしてマネジメントをしていきます。デジタルマーケティングを強みとして、30-40代をターゲットとしたイベント開催が得意です。
和歌山県の首都圏アンテナショップ『わかやま紀州館』(東京都有楽町)が20周年を迎えました。
この節目の年を契機として店舗を拡張し、さらなる県内事業者の販路開拓支援を行い、首都圏における県産品の魅力を強化していきます。
また、イートインコーナーの新設により、わかやまの食材を使用した美味しい商品を提供することとなり、コーナーの名称として紀伊半島の紀伊より「Kii Stand」と命名し、ジェラート、梅酒を気軽に楽しんでいただける場としてプロデュースさせていただきました。
アンテナショップといえばソフトクリームの印象が強いですが、和歌山では梅、みかん、桃などの果物が非常に美味しい果物王国ですので、ジェラートという形でフルーツを通年で楽しんでいただけるようにしました。
また本来、酒類製造免許に係る最低製造数量基準は年間6キロリットル(6,000リットル)ですが、「紀州みなべ梅酒特区」に認定されたことによって、みなべ町内で生産された梅を原料として梅酒(リキュール)を町内で製造しようとする場合には、この最低製造数量基準が年間1キロリットル(1,000リットル)に引き下げられました。
そのため少量生産を考えている小規模な事業者の方も酒類製造免許を受けることが可能となっており、多種多様な梅酒があります。
和歌山の梅酒を気軽に楽しんでいただけるように、チケット制を導入し、一口から1杯まで楽しんでいただけるようになっています。
東京交通会館という東京の中でも少しディープな場所にわかやま紀州館はあります。
そのため、若い方が「可愛い」という気持ちでくるというよりは、「レトロ」といった印象の方が良いかと思っています。
実際に人気のジェラートも「みかん」と「梅」という、今風というよりは和歌山らしく、少し懐かしいようなフレーバーです。
メニューに関しては試行錯誤しつつ、良いものに変わっていくと良いと思いますが、どこか懐かしさを残したメニュー展開になると良いと思っています。